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ガラガラの夢

工藤雅・張若涵 / Masa Kudo・Johan Chang
​2023年/ 4分17秒

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引っ越したばかりの東京の部屋と、もうすぐ退去予定の台北の部屋。
海を隔てた2地点から期限切れのRT200シングル8フィルムを使用し、多重露光した作品。

あの日の夜明け、眠る彼女の口から映写機のガラガラと鳴る音が出た。
部屋はひっそりと耳を澄ませる。

■監督プロフィール

工藤雅 / Masa Kudo

玉川大学芸術学部アート・デザイン学科助手、東京都写真美術館、国立映画アーカイブで教育普及関連事業に携わった。

時間や空間、記憶をテーマに、ドローイングアニメーションのほか、フィルムや写真の古典技法などを用い、主に一コマずつ作画または撮影するアニメーションの技法で制作する。作品はザグレブ国際アニメーション映画祭、GLAS Animation Festival 、モスクワ国際実験映画祭、イメージフォーラムフェスティバルなど国内外で上映。写真新世紀2021佳作(オノデラユキ選)、新千歳空港アニメーション映画祭北海道知事賞、ASK?映像祭久里洋二賞受賞。日本映像学会会員(アナログメディア研究会)

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張若涵 / Johan Chang(ジャン・ヨハン)

台湾ドキュメンタリー映画祭、Taiwan Film and Audivisual Instituteにてコーディネーターとしても活動してきた。

日台の合同上映団体「グラウンド・レベル・シネマ」では台湾会場での上映作品のキュレーション及びコーディネートを行い中心的存在を担っている。

2019年、イメージフォーラム付属映像研究所で自身の個人制作を開始。日記フィルムや記録映像をもとに、記憶と個人・社会との関係を探りながら個人制作を行っている。

作品はEXiSフィルムフェスティバル、台湾国際女性映画祭、高雄映画祭、イメージフォーラムフェスティバルなど国内外で上映され、台湾南方映画祭では新人賞を受賞。
 

©2024 Axi(s)Rhythm

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