Axi(s)Rhythm Film Meeting
アクシリズム
Prototype Side-A
プロトタイプ サイドA
・上映期間:2024年7月6日(土)~14日(日)
・オンラインミーティング:7月12日(金)20時~(2時間程度)
集大成
ないとう日和
2012年/ 1分27秒
大学四年間を通して、自分の中の鬱屈した気持ちを無理矢理つめこんで滅茶苦茶にした作品
■スタッフ・キャスト
にしぐちけいこ
■監督プロフィール
卒業制作の「Uncle and Girl」が第17回アニメーション神戸デジタルクリエイターズ部門にて最優秀賞を獲得し、その他国内での受賞歴多数。
現在は個人でイラスト制作、MV、フライヤーデザインなどを手掛けている。
可愛いような気持ち悪いような、楽しいような怖いような、不安定な作品を日々制作中。
https://tyawonigosu.jimdofree.com/
安吾のごときもの歩く
三木はるか
2022年/ 11分14秒
無頼で知られた安吾だけれど小説『女体』執筆の過程では、勝手に動く主人公に翻弄される・元カノの思い出に陶酔・水風呂に入って高熱にうかされる・自分で作ったご飯がまずくて落ち込むなど、妄想や生活に振り回されて筆の進みははかばかしくない。坂口安吾『戯作者文学論』の朗読とともに三木はるかが安吾になろうとする挙動が、ひるがえって安吾になれない証になってゆく宙ぶらりんなひと夏の記録。
■監督プロフィール
群馬県桐生市生まれ。大学で映画の脚本を勉強したのち映像研究所で実験映画を学ぶ。学習塾で国語教師をしながらセルフ・ドキュメンタリー形式の極私的実験映画を作る。近作に『花に喩える』(2023)『東京デタラメカメラ日記』(2023)など。
Daydream of TV
林ケイタ
2022年/ 9分26秒
この数年、亡き母の残した15年前のTVの具合が悪い。画面が縦縞に変換、抽象的模様を放つ。時間が経つと普通に戻るが、戻るタイミングに全く予想はつかない。これはTVからのメッセージなのか?TVの幻覚なのか?私は直感的にこのイメージに音で応えようと思った。壊れかけたAQUOSの画面を撮影し、それに音を合わせたTVとのコラボ作品です。
■スタッフ・キャスト
AQUOS LC-32GH1,CHIE HAYASHI
■監督プロフィール
90年代より映像インスタレーションの制作を開始。視覚と空間の関係をテーマに、アートとデザイン、商用と非商用を区別しない映像制作を続ける。主な活動に、日中韓の映像展「新視角」(2007-2017)、株式会社デンキトンボ(2012-)、Lumen gallery(2015-2022)など。
HOLOGRAM 31898210(cyber cat)
らぐすけ
2023年/ 19秒
「サイバー」をテーマに制作した短いアニメです。
■スタッフ・キャスト
SE:OtoLogic /Springin’Sound stock
■監督プロフィール
イラストとアニメーションを1人で制作しています。
代表作は『静謐と遷化のプシュケ 』『Showery intersection』です。
Youtubeの他、DOKUSO映画館でも配信中です。
Twitter: https://twitter.com/LeauTab
pixiv: http://pixiv.net/users/16165470
YouTube: http://bit.ly/3w050tq
DOKUSO映画館: https://dokuso.co.jp/creator/10786
共生
松本玲果
2024年/ 8分15秒
些細な出来事によって精神的に崩れそうになる時、心の中には2つ、もしくはそれ以上のタイプの違う存在がいるように感じる。その中で葛藤し悩み苦しむ。けれど自分の存在や気持ちなど関係なく、雄大な自然や神的な光景を目の前にする時にだけ、悩みなんて忘れてただただ圧倒される。悩みや苦しみの原因を解決することは無理かもしれない。けれどそれ以上に、自分の存在をも忘れてしまう瞬間が凌駕した時、またそれを目指し凸凹な自分と生きていくだろう。
■監督プロフィール
2022年2月「コロナ展」グループ展示 「カオティックワールド with コロナ」アニメーション
2023年4月「侵色:開始」グループ展示 「ふあんとわたしと」ビデオインスタレーション
2024年2月「京都精華大学展2024 卒業・修了発表展」「共生」ビデオインスタレーション
2024年5月「Add_om展」グループ展示 「れもんがひえてるれいぞうこ」ビデオインスタレーション
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YouTube:@reikamatsumoto_2001